車の買取り業者に対する査定の値上げ交渉術を公開!誰でも出来る高額査定してもらう7つの方法

できるだけ車を高く買い取ってもらうためには、ディーラーでの下取りではなく、車の買取り業者を利用するのが手っ取り早いです。
買取り業者は車の買取りスペシャリストですから、ディーラーや町の整備工場よりはるかに高い査定価格を提示してくれます。
ですが、買取り業者もプロです。
車をできるだけ安く買取ることができれば自社の利益に繋がりますから、あの手この手を使って安い査定価格で車を買い取ろうとします。
ディーラーや整備工場よりはるかに高い査定価格だったとしても、買取り業者はまだまだ本気を出してはいないのです。
今回は買取り業者に、できるだけ高額査定してもらうための値上げ交渉を伝授します。
買取り業者に車を高く買い取ってもらうためには?
ディーラーでの下取り価格は、多くの人にとって納得できない安い金額だと思います。
信頼できるディーラーから提示された査定価格なので、ほとんどの人は諦めてディーラーに下取りを出すことになると思います。
「車の下取りってこんなに安いんだな・・・」
そうやって自分を無理やり納得させる方は多いですが、実はあなたの車は、もっと価値のある車なんです。
そこで利用するべきなのが車の買取り専門業者。
その名の通り、車の買取りを専門としているため、ディーラーなどの査定価格より、はるかに高い金額を提示してくれます。
ディーラーなどの査定価格にガッカリした人たちは、買取り業者の査定価格の高さに満足することでしょう。
実は買取り業者にはこの段階でも査定価格にまだまだ余裕があります。上手に値上げ交渉すれば、買取り業者はさらに高い査定価格を提示できるのです。
しかし、ディーラーより高い査定価格に満足した人は、本来ならばもっと高い査定価格を提示させることができたはずの車をすぐに売却してしまいます。
値上げ交渉のやり方によっては、最初に提示された金額から10万円以上高く買い取ってもらうことだってできるのです。
しかし、車買取りのプロ相手に、我々素人が頑張って値上げ交渉をしても、どうせ手のひらで転がされるだけ。
慣れていないのに交渉なんかしても、相手のペースに惑わされてしまうのがオチです。
そこで、今回は誰でも簡単にできる値上げ交渉のコツを6つ紹介します。
買取り希望額を言わない
まず買取り業者に自身の買取り希望額を決して伝えないこと。これは絶対です。
買取り希望額を伝えてしまうと、買取り希望額の前後に限界ラインを設定します。
例えばあなたが買取り機能額を50万円だと伝えると、買取り業者は「この人は50万円より高く買い取れば、それで十分なんだな」と認識します。
そこからあなたの人柄や性格を見て、最終的な査定価格を提示するのです。
これと同様の理由で、ディーラーの下取り価格を伝えるのもダメ。
買取り業者はディーラーの下取り価格より、少し高い金額に限界ラインを設定します。
そのため、ディーラーの下取りよりも高額な査定価格を提示してくれることが大半ですが、あなたの車の本当の査定価格を引き出すことはできません。
買取り業者に自身の買取り希望額や、ディーラーでの下取り価格を伝えてはいけない。
まずはこれを頭に入れておいてください。
すぐにでも売却する姿勢を伝える
買取り業者に車を売却する姿勢を伝えることも、立派な値上げ交渉のひとつです。
「新しい車が早く欲しいから、価格に満足すれば今すぐにでも売る」
と伝えれば、買取り業者はやる気を出してくれます。
実際に売却するかどうかわからないお客さんよりも、すぐに売却したいと考えているお客さんの方が、買取り業者にとっては都合のいい存在です。
まだ検討中でのお客さんの場合、少し高めの査定価格を提示したとしても、ほかの買取り業者の元へ逃げられてしまう可能性があります。
すぐにでも売却したいお客さんは、その場で満足させることさえできれば、自社の利益に繋がるのです。
そういった姿勢を見せた方が、買取り業者はやる気になって強気の査定価格を提示してくれるでしょう。
私は交渉上手!というフリをする
交渉上手のフリをするとはいっても、知識は必要ありません。
買取り業者が最も苦手とするお客さんはポーカーフェイスを貫く人です。
お客さんの人柄や性格、態度、言動などを考慮して査定価格を提示する買取り業者からすれば、ポーカーフェイスを貫く人は何を考えているかわかり辛く、やりにくい相手となります。
実は交渉上手=口が上手い人ではなく、交渉上手=ポーカーフェイスなのです。
達者な口を武器に値上げ交渉をしてくる人は、実は買取り業者からするとカモのような存在です。
買取り業者には多数のマニュアルがあり、どんな人からも車を安く買い取る準備が整っています。
しかし、唯一ポーカーフェイスを貫く人だけは対応できません。
なぜなら、表情や言動から情報を仕入れることができないから。
車の買取りに限らず、口が達者で値上げ交渉が上手だと自負している人の多くは、営業からそう思わされているだけ。
実際は相手の手のひらで転がされていることを自覚しましょう。
営業や車の買取り業者にとって、最もやりにくい相手はポーカーフェイスを貫く人なのです。
車の状態をアピールして買取り価格を交渉する
上記のような値上げ交渉が得意ではない人にオススメしたい値上げ交渉が、車の状態(良し悪し)をアピールすること。
ただし、ここでアピールするのは走行距離が少ないことや、ボディのキズが少ないことなどではありません。
この辺は買取り業者が自分自身の目でチェックし、査定するので、イチイチ伝えなくてもわかっています。
例えば、定期的な整備をしている証である整備手帳を見せると、買取り業者は「この車はこまめにメンテナンスされているから、中身の状態も良い」と判断します。
簡単な目視ではわからない部分を、積極的にアピールしていくことが大切です。
禁煙車であることや、土足禁止であることも多少の査定アップには繋がるでしょう。
売りたいという切実な感情に訴えかける
買取り業者との値上げ交渉が後半に差し掛かったときに、最後の一押しとして行う交渉術がコレ。
買取り業者の感情に訴えかけて、1~2万円の値上げ交渉を行いましょう。
具体的には、買取り業者本人を褒める。たったそれだけです。
買取り業者は職業柄、お客さんから高圧的な態度をとられることが多いです。
それらも慣れているでしょうから、平然としています。
しかし、逆に褒められたり、下手に出られたりすることには全く慣れていないのです。
「あなたの態度が気に入ったから、あと1万円おまけしてくれれば即決する」
たったこれだけでも、買取り業者によっては成功することがあります。
できるだけ自然に褒めることができれば、難しい話ではありません。彼らも人間ですからね。
また、別の方法として買取り業者と仲良くなり、信頼関係を築くという方法もあります。
お互いに良い印象を持っていれば、買取り業者の方から査定価格を高く提示してくれるでしょう。
車買取りの業者同士を競合させる
ここまで5つのコツを伝授しましたが、「どれも難しくてできそうにない」と感じた人もいるでしょう。
そういう人にオススメしたいとっておきの方法があります。それが、買取り業者の一括査定サービスを利用して複数の買取り業者を競合させることです。
一括査定サービスを申し込めば、複数の買取り業者が一斉に査定を行います。
基本的に、買取り業者は高く査定し過ぎて赤字を出すことなんてありません。
あくまで自社に利益が出る範囲内で査定を行います。
これ自体は当たり前の話ですが、逆に言えば、買い取った車は全て利益になるということです。
ライバルとなる業者に利益を奪われたくないので、少し無理をしてでも高く買い取ろうとします。
ライバル会社に利益を奪われるくらいなら、少し利益を削ってでも自社のモノにしようと考えるのが普通です。
複数の業者が勝手に競合するので、我々は1番高い査定価格を提示してくれた業者に買い取ってもらえばいいだけ。
これなら難しい交渉は一切必要ありませんよね。
最後に
今回は、買取り業者に高額査定してもらう値上げ交渉のコツを6つ伝授しました。
これを全て頭に入れて交渉すれば、買取り業者に車をできるだけ高く買い取ってもらえるはず。
交渉などが苦手な方、面倒だと感じる方は、最初から一括査定サービスを申し込んでみるのもひとつの手です。